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見えない世界があることをあなたは信じますかそんな世界の住人の話・・・

2009.07更新

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あなたは信じますか・・・??



小学2年生の9月


秋の日曜日 父方の祖母ときのことりに山へ行った。次の日、熱を出した。肺炎になっていた。
すっかり、祖母は自分のせいだと落ち込んでしまいしょんぼりしていた。
でも、母に、「お義母さん、気にしなくて良いのよ。この子は弱いから気にしたってだめなの。
一つ一つ病気をひろって、一つ一つなおって強くなっていくんだから」となぐさめられていた。
私はその時はちょっと重かった。

1週間しても熱が下がらず、医者もそろそろ下がらないと体力が持ちませんねえ・・なんていってたそうな。
そんな夜、私は夢を見た
乳白色に光る衣を着た人が現れて、水晶の小瓶を私に差し出し「これを飲みなさい」といった。
「きっと、よくなるから・・」
私は栓を抜いてその中身を飲んだ。

中を見るとまだ、残っているので不思議に思い、「まだ、残っているよ」と言った。
その人は、「病気が治ったら、これから遭う病気の人に飲ませてあげなさい」と言って消えていった。
次の日、私の熱はすっかりさがっていた。しばらくはその人のことを忘れていた。
成長して、いろいろな歴史の本を読むようになったある日あの人がわかった。

薬師如来様だった。

その時の驚き・・・ちょっと例えられない。私はそうだ、約束したんだった。
病気の人にあの時残った薬をあげないといけなかったんだ。
それも、この世の薬じゃなく、スピリチュアルな薬を・・・
それが私の役目だと思った。

それなりの年になり、嫁いだ先の夫の父が、何年かして「なんだか足の裏にできものが出来てじくじくしている。」と言う。
脳梗塞で入院している最中の出来事だ。そこの病院では「皮膚癌」だといわれ、家中の人がびっくりし、心配し、どうしたらいいだろうと言うが解決策はとくに思い当たらず、現在、入院している病院で手術だろうね・・・ということになった。

けど・・・私の頭の中で・・・「形成外科」で・・・と感じる何かが・・・・
特に、医療の知識などないけど、ひらめきがあった。ひらめかせていただいた。もっと厳密にいうなら
言わなくては・・言わなくては・・と言う思いにかられてどうしようもならなかった。 と言うのが一番近い心境でした。

その後、義父は、一旦脳梗塞で入院している病院を退院して、紹介状を持って「形成外科」のある病院で手術を受け、足の裏のかなりを切り取りましたが、杖をついて歩けるようになり、なくなり方も「癌」でなくなったのではなく、脳梗塞で逝きました。
あの時、私がどうしても言いたかったのは今にして思うと、「薬師如来様」のお力だと思うのです。

私の子供達が小学生で 親戚の子供達も小学生で 夏休みとなると、夫の実家は人口が増え、人の笑い声でいっぱいになる。
その日の朝、朝ごはんがすみ、子供達をいとこの待つ実家に連れてゆくと、「T子さん、私朝から変なの。お味噌汁ものもうとすると、右の口の感覚がないの。こぼれてしまうのよ・・コーヒーもこぼれるの・・」と、義姉が言う。

あらっ、これ、最近読んだ新聞の記事の症例に似てるわ・・と思ったのでそれ、「麻酔科」のある病院へ行ったほうがいいわ。
もう、受付時間すぎてるけど、それって早いほうがいいので、電話していきましょう。と言ったので、義母が電話して、私と夫で連れていったことがありました。

それは首の神経に、風邪の菌が入り、顔面神経麻痺がおき始めていたという病気でした。
麻酔科では「よく、まっすぐここにこれましたね。たいていはぐるぐる探して回っているうちに症状がひどくなり、顔の筋肉がゆるんでひどい状態になるんですよ。」といわれたといっていました。
1ヶ月毎日送り迎えをしました。

姉も毎日、病院で他の患者さんを見るので、ほうっていたら、あんなひどい顔になっていたと思うとぞっとすると言っていました。
あのとき、偶然に新聞を読んでいなかったら、私もその病気のことを知りませんでした。
偶然ということではなく、さきざき、このような病気の人が出るのであらかじめ、薬師如来様は私に新聞を読ませられたのでしょうと思いました。

身内には、いろいろな人がいて私と性分が合わない人も中には必ずいるもので、私などには話しかけもしませんから、どんなに悪くても自分で解決しなければならず、
したがって薬師如来様からの救いの手も伸びずに手遅れになってゆきました。


それでも、
私は思うのです。
一言悩みを話してくれたら、
私の後ろに立っていらっしゃる方が私を使って救いの手をさしのばしてくださるのにと・・・
ただ、私だけが信じているだけだと思う?

いいえ、これらは本当にあったことだから
私は素直に信じるのです


こまっているかたはどうぞ 水晶のビンの薬をもらいにきてください。。。





★★不思議な世界の話★★




★エピソード NO1


トラクターなんて無い時代、田畑の仕事をするのはたいてい馬や牛でした。

しかし、馬や牛も年を取ったり、病気やけがで使えなくなったものは屠殺されてしまいまし

た。

屠殺場はたいがい一集落に一箇所あって、そこには魂を鎮めるための供養塚や祠がまつられ

てありました。

この話の場所も例外無く 隣にお稲荷さんが祀られていました。

しかし、最近新しい道が出来、角にお稲荷さんを残して屠殺場のあった辺りが辻(交差点)

になりました。
 
あたりの田園風景も少しずつ変わり、住宅が建ち、昔の面影がだんだん薄れて行きました。

でも、普通の人の目で見る風景は変わっても、不思議にも霊を見ることの出来る人が見ると

それは又、現実とは違って恐ろしいものだそうです。

その人の目には、今でも、浮かばれていない牛や馬が狂った様に啼いて人間のために鞭うた

れながら働いたのにと、殺される時の恐怖のまま、殺される時の痛さのまま、そのままでい

るということです。

又、昔から「辻」は地縛霊の溜まるところ、とか通り道とかいわれています。

もし、あなたが、「あっ、あそこのことじゃないかな?」と心当たりがあったら夜など車で

通らないようにしましょう。




★エピソード NO2

昔、1800年代の中ごろまでその高台にはアイヌの集落がありました。

人々は代々その場所に住み山野の恵みで生活していました。

下の平野では倭人達が畑などを作って暮らしていました。

 ある日、藩の侍達がやって来てアイヌの人達に酒をふるまい、酔って寝込んだすきに

村に火をかけて全滅させてしまいました。

その跡に藩は陣屋を造ったり、丘の下に遊郭を作ったりしました。

だけど人魂が夜な夜な出没していつも悩まされていたのだそうです。

お坊さんを呼んでお経を上げたり、鎮魂の為に桜を植えたり根元に石で観音様を彫って祀っ

たけど全く効き目はなかったそうです。 

そのうち、陣屋も戦いに敗れて灰になってしまいました。

今、そこは肝試しのメッカとなっています。

夜中、雑草の生い茂った暗闇から「おーい」と呼ぶ声が聞こえて来るのですが、

面白半分で返事をしてはいけません。

興味深深でつられて行ってはいけません。

迷って帰れなくなったり、もしくはひどく具合が悪くなった話をずいぶんと聞きました。

又、ある大学生が肝試しに行った次の朝、車を見ると、トランクの上に無数の手形がついて

いたということです!

もちろん、その大学生達は気分が悪くなって、吐いたり、頭痛がしたり、眠くなったりと、

とんだ災難にあったそうです。




★エピソード NO3

もう、亡くなって10年以上になるのですが、親戚のおばあさんがいました。

山歩きが好きで、春はゼンマイ、フキ、タケノコ取り、秋はきのこ取りにせっせと

でかけて行く人だったと言うことです・・・
  
ある日、蕨取りにでかけて山に入って出られなくなった時があったそうです。

山なので3時も過ぎるとすぐ、日が暮れるてしまい 沢づたいに下がろうとあせっているう

ちにあたりはとっぷりとくれてしまったそうです。
  
すると、木々の間から灯りが見える。向こうに人家があるようだと、必死になって木や草む

らをわけて進んで行くのだそうですが、目的のあたりに行っても灯りはまだ先のほうにあり

又、必死に足元を確かめながらそっちのほうを目指して行くのだけれどやっぱり、行き当た

らないのだそうです。

そうして、怖いものだから、灯りを目指して一晩中 山の中を彷徨っていて、だんだん明る

くなってやっと山からでてこられたそうです。

帰って来てからあの灯りはやっぱり「狐火」だったんだろうねえ。恐ろしかったよ。と友達

が来るたびに話していました。

さて、ばあさんが帰ってこない家では、もうてんやわんやで警察に届けたり、消防に届けた

りして、朝になったら山を捜索することになっていたんだそうです。・・

ほんとに無事で帰ってきてよかった、よかった。昭和30年代の話。




★エピソード NO4

つい20年前、姑がH市から汽車で30分の自宅に帰るためにJRに乗りましたところ、

若い男が2人、目の前の席に座り、話始めたのを 聞くともなしに聞いていたらそれが又、

とんでもない話でしたと・・・

 男A: ちよっとーこないださあ、俺、狐にばかされちゃってようーひどい目にあっちゃったよー。

 男B: またー、いま時そんなことあるわけないじゃん!!

 男A: それが、いまどきだから俺もびっくりして話すんだよ。こないださあ、夕方、いつものJRに乗って帰     ったら、駅前にきれいな娘が赤い馬橇でいてさあ、これがなんと俺を待っていたって。こっち、こっち     って手招きして乗りなさいって言うんだ。

 男B: 知らない人がか?

 男A: うん、あれほどの美人めったに見たことなくってつい、鼻の下長くして乗ったさ。

 男B: それで・・・?

 男A: うん、それでさ、綺麗な赤い馬橇なんだ。だんだん山の方に登っていくんだ。

     なんでこっちの方かなあーなんて思っているうち記憶が無くなったんだよ。

 男B: 馬橇ってかあ、?めずらしいなあ!それでどうしたんだ?

 男A: 気がついて目覚ましたら、真っ裸で 「雪」 の上に倒れてた。

 男B: ええ〜!なんだあ、それ、どういうことだあ?

 男A: 気づかなけりゃしばれて死んでたよなー。なんとまあびっくりよ!

 男B: まっさかあ、冗談だろ?

 男A: うそじゃない、うそじゃない。ほんと!うそでこんな恥ずかしい話できるもんじ

     ゃないよ。今時でもこんなばかされる話 俺だって信じられない、月にアポロが

     行く時代にサ!

姑は自分の降りる駅に着いたのでこの先の話は聞き逃したそうな、残念!!




★エピソード NO5

ほんの4,5歳くらいのころ

まだ、幼かったので昼食の後は必ず少し昼寝をする習慣があった
 
その日は朝から雨で

午前中外で遊べなかった私は遊び足りなく、なかなか眠ることが出来ずにいた

ベットの中でゴロゴロしながら天井の節穴を見ていた
 
耳元ではかすかにラジオのクラシック曲

そのうち、だんだんと天井が近くに見えるようになり、

しまいには天井の板が鼻にくっつく程に

びっくりして辺りを見回したら なんと、体が天井まで浮いている! 風船みたいに

下の方にベッドが在り、その横の方には傘が干してある! かさのとんがりがこちらを向いてる

天井から部屋をぐるうっとみまわすことが出来る 

なんだか見たことの無い位置から見るのってちょっと楽しい感じ

その時廊下の方から誰か来る足音がした  「あっつ、遊んでたらしかられる。」

急いでベットに行こうと空中を手で掻く・・・が思った様には進まず、

とにかく必死でベットにたどりつきふとんの中にもぐりこんだ 
 
そのまま寝てしまって、起きてから 「あそこへ行って遊んだの・・・」

といったってきっとなんのことか親はわからなかっただろう

最近、それが 「幽体離脱」 という現象だと知った




★エピソード NO6

小さい頃の 又、別の日

ある日 家族で買い物に行く時に、ちょうど眠くなってしまったので

昼寝をしたいと言って一人で家に残った 

布団の上でうとうとしていると まもなく 階下の玄関で音がしたので 父か母が何か忘れ物をして

取りに来たのかな?と思った
 
そのうち音は1階のあちこちで聞こえ、その音は忘れ物を探すというようなものではなく

何か変な感じがした

その音は階段の下で鳴り、トントンと階段を上ってくる

〜そして部屋の前まで来た

私は寝たふりをしてふとんにくるまっていた

その気配は父でも母でもない知らない気配だった

でも、私は眠いからそんな感じなのかな〜と、あまり気にしてはいなかった

ところがそれはいきなりベットの横に立った

そして掛け布団から出ていた私の足をいきなりひっぱった

私はびっくりして足をひっこめ、布団にまるまった

と、その時玄関が開き父と母が本当に帰って来た

私は「たすかった・・・」と思った

でも それ以後ふとんを体に巻きつけて寝るくせがついてしまった

夏など 暑くてかなわない・・と思っても、朝 汗をかきながら 無意識のうちに

布団にくるまっている自分がいる




★エピソード NO7

小学校1年のとき、母につれられて母の友人の家に遊びに行った。

その家にはおなじくらいの女の子がいて部屋の外からかくれながら私を見ていた。

私は知らない子とは遊びたくなかったが、なぜかその子のことが気にかかって

障子の向こうをキョロキョロ見ていた。

あんまり私が部屋の外ばかり見ているので、おばさんが「廊下へ出て遊んでもいいのよ。」
と言ってくれた。

特にいきたくないし、知らない子とは遊びたいとも思わなかったが、進められるままに廊下へ出た。  
とたんにその子は態度が変わり私をたたいたり、髪の毛をひっぱったりし始めた。

いきなりつかみかかってこられ、たたかれ、あげくによそ行きのジャンパースカートの襟ぐりを

ひっぱられジャリッツとやぶかれてしまった。 

私は「かえる〜〜」と言って泣き出してしまった。

母は泣き止まない私を連れて帰って来て、あとでどうして泣いたのかをたずねた。

そこで私はそこの家の女の子にたたかれたり服をやぶかれたりしたことを話した。

母は驚いて「それはね、多分夢よ。あそこの家には女の子なんていないし、あんたはずっと横で

寝てたじゃないの。」と言った。

どうやら 私は母が友人と話している間中、座布団で寝ていたのだそう。

だけど・・・実際私の赤いジャンパースカートの襟はひっぱられて破れたあとが・・・

じゃあ、あの女の子はだれ??




★エピソード NO8

私が小学校2年生の時、家族は小さな海辺の町の分校に転勤した

教宅は学校と廊下で繋がっていて縁側の先にあるドアを開けるとその左側に職員室があった

廊下をはさんで向かいには2年生の教室。

先の廊下を右に曲がると広いフローリングの遊び場があり、

右に生徒玄関、左に1年と3年の教室。その先はトイレというこじんまりした学校だった。

夏休みに入ると、日直は毎日母で、

窓を開けたり、玄関を開けたりして風を入れたり、日誌をつけたり

校庭で遊んでいた生徒が時々水を飲みに入って来たり、勉強を聞かれたりといつもの授業とは違

う雰囲気で毎日が過ぎて行った

私も好きな時に学校に遊びに行くことが出来た

 その日も暑い日だった

職員室に母がいるのを見て2年生の教室に入った

窓が開いていて気持ちのいい風が入っていた  椅子を丸く並べたり 机で高低をつけて

お城を作って一人で遊んでいた所、教室の入り口にいつ来たのか3年生くらいの女の子がいて

「なにしてるの〜」と聞く

「お城を作ってんの」というと「私もいれて〜」と言うので「うん、いいよ〜」と2人して椅子や机を

ガタガタ移動させて遊んでいた
 
そのうちふと気ずくとその子がいない

どこへ行ったんだろうと思い探すのですが1年の教室、3年の教室、

トイレにも居ない

玄関には外靴がない 

校庭には何人か子供達がいて鉄棒やブランコで遊んでいたがそこにもいない
 
職員室に行って見ると母がなにか書類を書いている

「今、遊んでいた女の子だれだった?いなくなっちゃったの。」と聞いたら、

「ええ〜・・ずっと一人で遊んでいたでしょ。一人でブツブツ言いながら楽しそうに椅子

組み立てて・・・ここから遊ぶの見てたよ」
 
「女の子が来てね、入れてって言ったから、うんって言っていっしょに遊んでたら

何も言わないでいなくなったから、誰かなって、だって知らない子だったから、

白いワンピースで赤い花の模様だったよ

言葉もここの子達と違ってたから、誰かなって・・」

「ん〜だれも来なかったよ〜」

・・・新学期が始まってほかの教室に探しに行ってもあの女の子は学校には居なかった




★エピソード NO9

幼児のころ。

窓辺で空を見上げて ゆく雲はいったいどこへ

私の知らないところへ・・大好きなオバちゃんのところの空へも行くのかなー

あそこに行けば一緒に行けるんだろうか・・

目をつむると なぜか 雲の中

目を開けると 窓辺

気持ちって どこでも いつでも どこへでも 行けるんだなあ と 思った 
隣はお寺の墓地

沢山の石のお墓があって、かくれんぼ するのに とっても 都合がいい

入り口にくるくるまわるお盆のようなものがあって それはおもちゃのよう

大きなお墓はぐるり塀に囲まれて なかよく 並んでいる

お墓に遊びに行くと

いつも、数人の子供達がいて 仲間にいれてくれる。

いつも、かくれんぼ。

いっしょに、隠れたり、オニになったり・・・

お母さんが呼びにくるころ じゃねって 帰っていく。

そうすると、お母さんが本当に 呼びに 来る。

さびしい思いは したことない。

楽しい 思い出




★エピソード NO10

H市のH空港に勤めている人はほぼ全員、幽霊の存在を信じている。

何故かと言えばこうだ。

A子は、帰る時間にビルの薄暗い階段を下りたら女の人とすれ違った。「お疲れ様〜」と声をかけたが返事

が帰ってこない。

(”0”)/マナーにかけてる!!誰だ?とふりむいたら、誰も居ない。うっそ〜〜と飛び上がって逃げた。
 
又、S実は夜、仕事が終わって友達と遊びに行こうと車に乗った。

しばらく運転していたら隣に乗ってる友達の様子が変だ。

「どうしたの?」と聞くと、だまって後ろを指差す。

「な〜に、?運転してるのに見えないよ〜」といいながら気になるのでバックミッラーをのぞくと知らない男が

乗っている。「ひえ〜誰 ! !」 と急ブレーキをかけ止まって改めて見ると誰もいない。

遊びになんか行く気も失せてそれぞれ自宅に帰って飲んで寝てしまった。

 M子は残業のあと、暗い廊下を歩いていた。

明かりといえば販売機のあかりだけでそのほかはもう照明はスイッチが消され、ATMもスイッチが消されていた。

ところが、ATMの前まで来ると、電源の入っていないATMが 「いらっしゃいませ!!」 と応答した。

M子は飛び上がって走って逃げた。

自分の車の中で恐ろしくてすぐには発進できなかったので友達にメールしまくったということでした。




★エピソード NO11

僕が高2のとき、父の仕事関係の人が亡くなった。父は「子供がまだ小さいのに・・」と気の毒がってお通夜に行ってきた。

通夜振舞いに貰ったお菓子を仏間の神棚に上げて時間も遅いし、もう寝ようと家族は布団に入ったが、僕はなかなか眠れなかった。

今日、必ず来るという予感があったからだ。

みな、1階に寝ていた。僕の部屋は仏間の隣にある。

11時3分・・僕の足元の真上の天井が「ピキッ」と鳴った。

「キタ、来た、来た!!」・・・そうこうしているうちに「ドーン」とそれは天井の上を台所まで飛んだ。

僕は飛び起きて父母の部屋に駆け込んだ。

すでに、父も母も蒼い顔をして起き上がりその音を聞いている。

まるで、天井裏に虎か熊がいて暴れまわっているようなすさまじい音だ。

「バーン、ドーン」と飛び回っている。

しかし、あんなに大きな音を立てて飛び回っているにもかかわらず、ゴミ1つとて落ちてこない。

僕は台所へ行ってひしゃくをつかむと天井をつついた。しかし、それはおかまいなしに天井で飛び続けている・・・

僕たちは5分おきに3人そろってトイレに行った。かれこれ2時間近くも恐怖の中にいたが、父が「あ

すも仕事があるからみんなで寝よう」と言い出し、3人の布団を居間に集めてようやく寝た。

次の日、離れの兄嫁がトイレに行ったとき、かいだことのないポマードのにおいが廊下でした。

でも、そんな音は聞いていないといった。

僕たちは、そのにおいはきっとその亡くなった人の整髪料のものだったんだろうと話した。




★エピソード NO12

何年か前、子供の大学で夏期講習があり、それに出てから帰郷するというので、どんなところなのか見たく

て、夏の盛りの関東に行ってきた。

その際、私の学生時代の友人に会いに山の中のお寺にたずねて行った。

その人はお寺の娘さんで他県に嫁いでいたがお盆の16日にはきっと実家にいるとおもい、電話をしてみた。

彼女はやっぱり、実家にいて、私の電話をとても喜んでくれ、泊まりに来るようにさそってくれた。

今日こないと今度は又いつになるかわからないからとも言ってくれた。

私は3時間かけて会いにいくことにした。

会えば昔とそのままの人で話もはずみ、彼女の娘さんにも「どんなお母さんだったの?」と聞かれ、

「とても親切ないい方だな〜って思っていたので、今でも懐かしくてこうやって会いに来たのよ。」と話しま

したらにっこりしていました。

お寺は300年以上もの古刹で本堂の裏は広い墓所で丁度前庭では送り火の仕度をしていました。

私たちはいろいろなところで写真を撮り合って次の日別れました。

家に帰ってから写真を現像したらお寺の庭の道を挟んで向かい側で取ってもらった写真は私の首から下の

ほうが白く掻き消え、写真の左右に白く煙のようなものが全体に写っていました。

どうやら、私と彼女の間の道は霊の通り道だったようです。

お寺の山門にも沢山オーブが写っていました。

お盆だからそれはそうだろうと思いました。




★エピソード NO13

三才くらいのある日、私は風邪で寝ていた。

熱が高く、何も食べられずに、氷枕をして頭に氷嚢を当ててただねていた。

父も母も心配して私の枕元に来ては、様子を見ていく。

寝たり起きたりを繰返して、たぶん夜でかなり遅い時間の様だと思う。

小玉電球の灯るほの暗い部屋の中に大小のシャボン玉が浮き沈みして虹色に輝いているのが見えた。

私は嬉しくなって手を伸ばして?もうとするのだけれど、寝ていてはなかなか?めるものではなく

ふわり、ふわりと、するすると逃げていく。

それも楽しく、部屋に入ってきた母に「シャボン玉がたくさんあるの、ここにも・・ここにも・・・部屋の中

じゅういっぱいあるの。」

勿論、そんなものは見えないといわれ、きっと熱で夢をみたのよ・・といわれて・・・いつのまにか寝てしま

った。

のちのち、あれは「魂」というか「オーブ」というかそんなものだとわかった。




★エピソード NO14

子供達が小学生くらいの時だった。定かではない。

毎日が戦場のようだったので日記もつけていなかったから・・・

夜、私が先にベットに入り、夫はリビングに居てTVを見ていた。

突然、首の辺りに「フン フンフン」と鼻息が当たりベットの回りをぐるぐると駆け回り、又耳のあたりで、「フン フンフン」と

においをかぐ。「あっ!クロちゃん、クロちゃんだ・・・」と心の中で思うと嬉しそうに駆け出し、ベットの周りを床にツメが当たっ

てあのシャカシャカという聞きなれた音を立ててぐるぐる回っている。

時々すりすりしに来る・・・

私はベットから起き上がり当たりを見回すと薄暗い部屋のベットの足元でベージュ色に光るハンドボールくらいの大きさの「魂」

が浮かんでいた。

「ああ、クロちゃん、なつかしいねえー覚えていたの?」と言うとなんとなく嬉しい気持ちが伝わってくる。

「どうしたのー?ああ、そうか、これから生まれ変わるのでお別れに来たの?そうかーよかったねー、また、どこかで会おうね。」

というと嬉しそうに ふわーっと輝いて静かに消えていった。


夫の叔父が、「癌」で亡くなった時は かなり すごかった。

夫は、朝晩 読経するのを日課にしているのですが、夜 読経をしていると、天井の方から、「ピシッツ パシッツ」と音がしきりにしたり、家だけ、停電になったりするのです。 

ブレーカーが落ちることもなく全く 論理性に欠けることばかりがおきました。

夜のお勤めは集中できなかったからと次の日は私も一緒に午後からおまいりを始めましたら、茶の間のほうから、畳をふんで歩いてくる音がしました。

そして、仏間の私の後ろの方に座る気配がしました。
きっと、 お経を唱えるのを聞きに来たんだね・・・とあとで話し合いましたら、それっきり変な現象はなくなりました。










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